2010年10月29日金曜日

いつの間にか住所がダダ漏れになる機能が…

ログを見ていたら気になるリファラがありました。

http://www.google.com/m/search?
    safe=images&gl=jp&source=mobilesearchapp&
    q=*&defaultloc=東京都千代田区千代田1-1&
    channel=iss&hl=ja&start=30&sa=N

上記の住所は架空のもので、実際のログにはちゃんとした住所が入っています。ちなみに、このリファラを残した方の端末は iPhone です。

どうやったらこんなリファラが送られるようになるのか、まだよく分かっていません。私のところでは再現できませんでした。mobilesearchapp とか書いてあるので、Google API を使ったアプリか何かで探すとこういうリファラが送られるのでしょうか?

気になる方は、Google のそれっぽいところの設定を確認することをおすすめします。

2010年10月26日火曜日

プログラミング教育

最近、色々な人から大学でのプログラミング教育について話を聞く機会がありました。「最近の学生は C言語を教えると構造体が理解できない」から始まって、「物を順序立てて説明するということができる人とできない人がいる」「プログラムを書ける人と書けない人の間には超えられない壁がある」と聞き、色々調べてみると、全国的な規模でかなり深刻な事態になっているということを知りました。

プログラムなんてのは、どうと言うこともないことで、小学生だって独学でプログラム組めるようになるんだよ ── というのが今も変わらない私の認識です。実際、私がそうでしたから。

なんせ、情報工学出だろうが、情報系の専門学校出だろうが、文系大学出だろうが、新人で採るならひとしく無能だと思わなければならない。そんな出身校よりも、ホビーでプログラムするかどうかを問う方が当りの人材を引き当てれるということは、現在のプログラミング教育がプログラミング能力を育てることにおいてはほとんど用をなしていないことを示唆するだろう

まったくもって異論を差し挟む余地もありませんです。この問題は、少し考える必要がありそうです。

2010年10月21日木曜日

MacBook Air 11.6インチモデル登場に寄せて

まだ現物を見れていないのですが、仕事用パソコンは MacBook Air に統一すると決めた私にとって、新モデルの登場は重大なイベントです。

今回の MacBook Air のラインナップを見て感じたことは、「サブノートとして持ち運ぶ人からメインマシンとして使いたい人まで、幅広くカバーしたなあ」という点です。ライトな作業しかしないけどサブノートとして携帯性を重視する人は 11インチの最安モデルを、持ち運べるメインマシンとして使いたい人は 13インチモデルを最大拡張 (メモリ 4GB、SSD 256GB) で、という選択ができます。両者ともデュアルリンク DVI 出力を持ち、その気になれば 30インチ Cinema Display にも接続できます。明確な利用像を持ち、MacBook Air というコンセプトに賛同する人にとって、幅広い選択肢が提供されたという点は、大いに評価してよいのではないでしょうか。

私は、というと、11.6インチモデルにするか、13インチモデルにするか、決めかねています…。11.6インチのメモリクロック 1066MHz、フロントバス 800MHz というスペックが少し引っかかっています。現物を触ってみてから決めます。

2010年10月15日金曜日

iPhoto の写真にジオタグを設定するスクリプト

iPhoto '09 は写真に埋め込まれたジオタグで地図上に撮影地をプロットできます。とても面白い機能なのですが、私の Canon EOS KISS X2 には GPS なんて便利なものは付いてないので、何とかして手動で付けてあげないといけません。Google マップで撮影地を指定して、その場所に設定できたら便利だなーってことで、調べていたら、いとも簡単にできました。

こちらからダウンロードできます
iPhoto_set_geotag_to_photos.zip (3k bytes)

“iPhoto で選択中の写真の撮影地を設定” というスクリプトが入っています。使い方は以下のとおりです。

  1. iPhoto でジオタグを付けたい写真を選択します。複数選択してもかまいません。
  2. Safari で Google マップを開き、撮影地として指定したい場所を真ん中に持ってきます。ダブルクリックするとよいでしょう。
  3. この状態で、ダウンロードしたスクリプトを動かします。特に反応はありませんが、撮影地が設定されています。

※ Safari で複数のタブで Google マップを開いていると正しく動作しません。

スクリプトは、$HOME/Library/Scripts/Applications/Safari に入れて、スクリプトメニューから呼び出すと便利です。

配布には Dropbox を使っています。まだご利用でない方は、こちらから登録してください (無料、2GB + 250MB のボーナスディスクスペースがもらえます。) 。

2010年10月7日木曜日

Todo 4.0 アップデート

iPhone 用の To Do 管理ソフトの定番 Appigo 社の Todo 4.0 と、その iPad 版 Todo for iPad 4.0 がリリースされています。

今回のアップデートのポイントは iCal との同期処理が安定したことです※。以前は 2回くらい同期しないと、ちゃんと反映されませんでしたが、このバージョンからは大丈夫です。次のように、進捗状況がダイアログに表示されるようになり、安心感が増しました。

※ 同期処理には Appigo Sync の最新版をインストールする必要があります(無料)。

iCal で設定したアラームにも対応し、通知音・バイブレーションとともに表示されるようになりました。アプリが起動していなくても、設定した時間になると iPhone がスリープ状態でも、次のように通知してくれます。これは便利です。

これまで以上に使用頻度が上がりそうなソフトです。

2010年10月6日水曜日

Touch Diamond やめました

1年ちょっとでしょうか。いい機会なので、Touch Diamond やめました。しばらくは iPhone 一本でいきます。

Touch Diamond を使ったイー・モバイル 3G 回線のテザリングですが、色々なテザリングアプリを試してみて、結局、全部だめ、という惨憺たるものでした。どうしようもなく不安定です。全部だめ、というのは、テザリングアプリ側の問題ではなく、OS レベルの問題なのでしょう。

通信していると、いつの間にかソフトが落ちているとか、回線が切れているとかは日常茶飯事です。突然、Web サーバにつながらなくなって、メールがいつまでたっても送信完了にならなくて、何が起こった? とふと見ると、回線が切れている、という感じです。何度かこうなった後、最終的に OS レベルでの再起動が必要になります。ちょっと…使い続けるのは無理です。

前も書きましたが、AC アダプタにつないでいるのに、3G−WiFi でテザリングしていると電池が減っていくのも閉口しました。これもいつも間にかつながらなくなっているという原因の一つです。

半年に一回くらい、OS レベルでどうにもならなくなって、出荷時状態に戻す → 再設定をしないといけなくなるのも困ったものです。Windows Mobile 端末は、仕事で使うデバイスではないですね。

2010年10月4日月曜日

Mac OS X のマウスカーソルの動きが変?

Mac OS X のマウスカーソルの加速曲線がおかしいという指摘や、それを解決するソフトがあるのは知っていましたが、私には意味のない話でした。別段、何も不自由を感じませんでしたし、「加速曲線がおかしいのは Windows の方だろう、全然滑らかに動かないじゃないか」と思っていました。

今日、不覚にも愛用の Apple Bluetooth Mighty Mouse を忘れてきてしまい、仕方なく近所の電気屋さんから Windows 用の USB マウス (エレコム M-M3URBK) を買ってきて使いました。すると…「!? 何だこれ?」 確かに使いづらい。マウスが急激に動いてしまいます。ゆっくり動かしても、狙った場所に止まらず、行きすぎてしまいます。ゆっくり等速で動かすと、ガクンガクンとぎこちなく動きます。これは確かにひどい。いくら「軌跡の速さ」の設定を変えてみても、決して満足のいく設定にはなりませんでした。

これを実験としてみると、デバイスを変更し、Mac OS X の設定は何も変更していないのに、これだけ違う点に着目てきます。様々な可能性が考えられます。

  • Mac OS X ではなく、Windows 用のマウス側に問題がある。この手の指摘をしていた人たちは、Mac へのスイッチャーで、愛用の Windows 用マウスを Mac でも使い続けているのではないか。
  • Mac OS X が Apple 製のマウスに特化したチューニングになっているのではないか。USB の HID デバイスのマウスプロファイルも調べないと、Mac OS X が悪いのかデバイス側が悪いのかの判定はできないのですが、マウスのスキャン速度とか、物理的にマウスが動いた距離に対して、デバイスとしてどう評価するかとかも問題になりそうです。
  • この記事では「Mac OS 9 までは問題なかった」としていますが、それは ADB マウス※だったからではないのか。「Apple が Mac OS X でマウスカーソルの加速曲線を修正した」という指摘には疑問が残る。

※ Apple Desktop Bus 。マウスやキーボードをつなぐための Mac 専用ポート。

逆に、Apple 製の USB マウスを Windows につないだらどうなるかという点も非常に興味があります。

印象としては、Windows 用のマウスに比べると、Apple のマウスは反応が早いと感じる一方、Windows 用のマウスはワンテンポ遅れて動いているように感じます。これは iPhone と Andoroid 携帯のタッチパネルの問題によく似ています。スキャン速度が適切に設定されていないのでしょう。

Mac OS X が悪いと決めつけるのは早計で、結論はちゃんと調査した後です。とりあえず、この問題に対応するには、USB オーバードライブをインストールするか、Apple 純正のマウスを買うか、どちらかを選ぶことになりそうです。でも、今から買うならマジックトラックパッドも捨てがたいですね。