2011年6月14日火曜日

Bluetooth の電波障害?

私が勤務する大学では、先週の水曜日に定礎式があって、翌日から新校舎の建設が始まりました。

工事のため通行が不便になるのは致し方ないですが、その日から、研究室の Mac で使っている Bluetooth マウスの調子がよくありません。カーソルがスムーズに動いてくれないのです。MacBook Air 本体のトラックパッドでは、問題ないので、Bluetooth マウスが原因と見て間違いないでしょう。

調べて見ると、重機がノイズを撒き散らすらしく、微弱電波を使った Bluetooth はもろに影響を受けます。重機が動いていない時間帯は、これまで通り使えます。電波障害が起きている間は、いつもより余計にマウスを動かさないといけないので、結構ストレスが溜まります。無線LANの方に影響が出ているかどうかは、今のところ不明です。新校舎の隣は研究棟だけなので、この程度で済んでいますが、新校舎のお隣に建設が予定されているもう一つの建物の建設が始まると、学生が使う無線LANにも影響が出るかもしれません。講義時間帯に無線LANがつながりにくいのは問題なので、今のうちに調査した方が正解でしょうか。

意外な伏兵がいました。今年度いっぱいは工事が続きます。とりあえず、ワイヤードのマウスでも買いますか…。どっちにしろ、予備のマウスがあった方がいいですし。

2011年6月12日日曜日

プログラムのプレゼンで Courier は×

私も講義を担当するようになり、学生にプログラムを見せているわけですが、どうも予想外のことが起こっています。

ちょっと信じられない話ですが、JavaScript で getElementById() を getE1mentById() とタイプする学生が後を絶ちません。小文字のエルと数字のイチを見間違えるわけですが、学生に言わせると、「フォントが悪い」とのことです。単語の中に突然数字は出ないだろう、そんなの常識だ、という理屈は通らないのです。学生は「見慣れている MS ゴシックにしろ」と言いますが、あんな出来の悪いフォントは即座に却下です。キミたち、論理和のところで縦棒が出たら、また分からん言うんでしょ?

等幅と言えばこれでしょう、ということで、まずは Courier です。組版の常識では、普通はこれを使います。LaTeX でも何も考えなければ、これで出てきます。まあ、小文字のエルと数字のイチが区別しにくいと言われれば、まあそんな気もします。

こちらは Mac 伝統の Monaco です。ちょっと大きめなので、Courier よりサイズを小さくしています。小文字のエルと数字のイチは、はっきり違う特徴が現れています。縦棒との区別も OK です。ちょっと手書きチックな文字で、a とかの骨格が他のフォントと違いますが、なんだかんだで、アリな気がします。全体的なバランスでは、Monaco を使うのが良い気がします。

Mac OS X になってから追加された Menlo です。伝統的なタイプ設計に習って、小文字を大文字より大きくしているところが特徴です。小文字のエル、数字のイチと縦棒は、それぞれ違う特徴で識別できます。Monaco より文字のクセがないので良さそうです。唯一、上には現れてませんが、% だけがクセがあります。

Mac OS X になってから追加された Andale Mono です。全体的にスカスカで、ゼロなどの文字にクセがあります。g は他のフォントとは骨格が違います。ちょっと玄人好みで、学生に見せるにはイマイチな気がします。

色々検討した結果、Menlo を採用することにします。これらのうち、iPad には Courier しか入っていないので、やっぱり Courier は捨てがたいんですよね。プログラミングの講義では iPad だけで済ますのは無理なので、まあよしとしますか。

2011年6月11日土曜日

シリーズ世界遺産100

NHKでほぼ毎日放送されている 5分間の番組“シリーズ世界遺産100”を録画して集めています。録画済みのタイトルと今後の放送予定と合わせたら、ようやく100に達したので、リストにしてみました。

大丈夫だとは思いますが、情報の正確性については保証の限りではありません。

シリーズ世界遺産100 (NHK) タイトルリスト

(順不同, sort | uniq した結果です)

  • 100万本の十字架 リトアニアの十字架製作と象徴性
  • 2つの海を結んだ情熱 ミディ運河
  • 4億年の神秘 フォンニャケバン国立公園
  • サハラ 岩の画廊 タッシリ・ナジェール
  • 豊かな湖 バイカル湖
  • 時を越え 恵みの水が 青城山と都江堰水利施設
  • 守礼之邦 琉球王国のグスクと関連遺産群
  • 皇帝の願い 八角形 デルモンテ城
  • アンデス 謎の文明 ティワナク
  • 砂との闘い サハラの4つの交易都市
  • 恐竜の大地 州立恐竜公園
  • 大平原の母 ナスカの地上絵
  • 王室の霊廟 ロスキレ大聖堂
  • 天使の奇跡 モンサンミシェルとその湾
  • 回復の聖地 エピダウロスの考古遺跡
  • 山の農園跡 キューバ南東部のコーヒー農園発祥地
  • 永遠の絵画 ラヴェンナの初期キリスト教建造物群
  • 古代王朝の謎 殷墟
  • 民族の魂の砦 リラ修道院
  • 遺跡に暮らす 古都ボスラ
  • 大草原の神々 タムガリの岩絵
  • 草原の大移動 サリアルカ自然公園
  • 不死鳥の如く ワルシャワ歴史地区
  • 騎士団の牙城 マルボルグの城郭
  • いのちの湿原 パンタナール保護地域
  • 自然と生きる コルシカ島のポルト湾
  • 奴隷たちの宴 トゥンバ・フランセーサ
  • 波乱の大公国 ルクセンブルク旧市街と要塞
  • 故郷に錦を飾る 安徽省の宏村
  • トナカイと共に ラポニア地域
  • 仙人が住む山 三清山国立公園
  • 帝国繁栄の象徴 アスキアの墳墓
  • カモの置き土産 ヴェーガ群島
  • 現れた約束の地 清書時代の遺丘群
  • 帝国滅亡の兆し ハドリアヌスの長城
  • 南米最古の文明 聖地カラル・スーペ
  • 黄金郷の光と影 オウロプレト歴史地区
  • 聖なる木の誕生 カピバラ山地国立公園
  • 美しき湖畔の町 ハルシュタットの文化的景観
  • 新造形主義の家 リートフェルトのシュローダー邸
  • モザイクの館 ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ
  • ユーカリの渓谷 グレーター・ブルー・マウンテンズ地域
  • ブナの森の四季 白神山地
  • アドリア海の鍵 コルフ旧市街
  • 文人たちの桃源郷 蘇州の古典庭園
  • バルト民族の心 ケルナヴェ遺跡
  • 英雄モレロスの街 モレリア歴史地区
  • タバコ農家の谷 ビニャーレス渓谷
  • 先住民の断崖住居 メサ・ヴェルデ
  • 静寂と労働の日々 ポブレー修道院
  • アセンソールの町 バルパライソ歴史地区
  • 銀板に残された町 アンティグア・グアテマラ
  • よみがえる雅楽 ベトナムの宮廷音楽ニャーニャック
  • 滅ぼされた文明 メキシコシティ歴史地区とソチミルコ
  • パンダの聖域 四川省・ジャイアントパンダ保護区
  • 遺跡に築かれた街 スプリトのディオクレティアヌスの宮殿
  • キャラバンの記憶 サハラの4つの交易都市
  • 民族を結ぶ白い橋 モスタル旧市街 スターリ橋地区
  • ヨーデルが響く スイスアルプス ユングフラウとアレッチュ
  • 儒教が息づく村 韓国の歴史村・良洞
  • タイ仏教のふるさと スコタイと周辺の歴史地区
  • ジャワ原人の発見 サンギラン初期人類遺跡
  • 漁師たちの植民都市 ルーネンバーグ旧市街
  • 草花が彩る最高峰 キリマンジャロ国立公園
  • カリブ海の火山島 モントロワピトン国立公園
  • 他民族のハーモニー マラッカ海峡の歴史的都市群
  • 洞窟のキャンバス サンフランシスコ山地の岩絵群
  • 西太后が愛した庭園 頤和園
  • 岩肌がめぐむ茶油 丹霞地形
  • トスカーナ田園交響楽 オルチャ渓谷
  • 絵本の街に雪が降る テルチ歴史地区
  • ナマ族が暮らす大地 リヒターズベルド
  • 村に鐘が帰ってきた ウラジーミルとスーズダリの白い建物
  • 石に刻まれた兵士の証
  • コトル~モンテネグロ~
  • 時を止めた中世市場都市 プロヴァン
  • よみがえった古代都市 ポンペイ遺跡
  • オランダ最古の干拓地 ベームステル干拓地
  • 新石器時代の知恵と工夫 スピエンヌ燧石鉱山
  • 地球の内部が見える島 グロスモーン国立公園
  • シルバーラッシュの町 クトナー・ホラの歴史地区
  • 古代ギリシア人の風景 スターリグラード平原
  • コロンブスが眠る街 サント・ドミンゴの植民都市
  • 自立をめざした女性たち フランドルのベギン会修道院
  • サンテミリオン~フランス~
  • イタリアルネサンスの先駆け
  • 東西の文明が出会った都市 ハトラ
  • バラ色の街~司教都市アルビ~
  • インド洋のガラパゴス ソコトラ島
  • 小石で造ったピラミッド ネムルト山
  • アルプスに残されたフレスコ画 ミュスタイルの聖ヨハネ修道院
  • オリンピアの考古遺跡~ギリシャ~
  • エジプトに息づくキリスト教 アブメナ
  • ジャングルの中のユートピア グアラニ−のイエズス会伝導所群
  • 天地の中心~登封の歴史的建造物群~
  • 先祖が宿る家 バタマリバ人の地 クタマク
  • カルパチア山脈の木造教会群~スロバキア~
  • 禅の教え 少林拳~登封の歴史的建造物群~
  • コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観~イギリス~
  • 絹商人たちの館 バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

私は iPad に入れています。いつでも見せられるのですが、講義で使う機会はないかなあ…。