iPad で Apple Wireless Keyboard (JIS) を使ってみました。iPad と Wireless Keyboard のペアリングは iPad に表示されたパスコードをキーボードから入力し、特段問題なく完了しました。
キーボードをつなげてうれしいのは、キー配列がいつも通りなこと、カーソルキーが使えることです。Shift キーを押しながらカーソルキーを操作すると、テキストが選択状態になります。この状態で、Command + X / C / V でコピペもできます。Command + A の全選択、Command + Z の Undo も効きます。長いテキストも、ソースコードすらストレスなく入力できます。サードパーティ製のキーボードでは、JIS 配列として認識しないなどのトラブルが報告されていますが、Apple 製のキーボードは大丈夫なようです。
日本語変換はクセが強く、特に補完機能のせいで、必要ない文字まで入力されてしまうことが多いです。かなりアホな辞書なので、辞書登録機能が待ち遠しいです。ことえりは Control + K でカタカナ変換だったと思いますが、この手のショートカットキーにも対応して欲しいです。ATOK 風に Control + I にも変更できれば完璧です。
バッテリの消費は早いです。Bluetooth キーボードを操作してスリープからの復帰もできるので、頻度は低いながら、常時通信しているのは間違いないでしょう。
スリープ復帰後、4桁のパスコード入力も Bluetooth キーボードから行えます。これはこれで便利なのですが、ちょっと危険かもしれない、と思いました。Bluetooth キーボードはペアリングする必要があるのでまだよいのですが、Dock タイプのキーボードからも同様にスリープ解除できるとしたら、パスコードのブルートフォースアタックで簡単に破られてしまう可能性もあります(Dock タイプのキーボードを装ったデバイスを作るのは簡単ですし、ブルートフォースアタックの自動化も簡単です)。iPad には、パスコードを10回間違えたらメモリを消去する設定がありますが、これをオンにしておく方がよいと思います。
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