2011年7月25日月曜日

実に鮮やかな復旧作業だ

中国の高速鉄道で列車衝突事故がありました。日本の新幹線は、停電した時には赤信号扱いになって自動的に停車するので、ああいう事故にはなりません。鉄道の信号は、レール間の電圧ゼロが赤信号に解釈されるフェールセーフの仕組みを採用しています。

中国の高速鉄道の技術は大変素晴らしいので、今回の事故から学ぶことは何もないようですね。担当者のクビを文字通り斬り落として、復旧のために事故車両はさっさと解体して、邪魔な遺体や遺品も一緒に重機で砕いて地中に埋め、鮮やかに復旧させました。我が国ではこうは行きません。中国は実に素晴らしい技術と運用体制を持っております。

我が国では、2004年の中越地震の時に、上越新幹線とき325号がこともあろうに 8両も脱線しました。好運にも乗客は誰一人としてけがをすることはありませんでしたが、我が国の新幹線の技術は大変未熟なので、一ヶ月以上の時間をかけてこの車両を搬出し、長い時間をかけて多くのことを学ばねばなりませんでした。もう、日本が中国様に教えるなんて、そんなおこがましいことは何一つございませんです。ODA だの技術供与だの、そんな失礼なことは今すぐやめましょう。

え? 中国様の技術? 無償提供でも要りません。

0 件のコメント:

コメントを投稿