普段、あまり使っていない Mac mini server をとりあえずアップグレードしました。講義で使っている MacBook Air は何かあるといけないので、前期の講義が終了するまでは、Snowleopard のまま使うことにします。
Server 版のプリンタ共有がクライアント版と同等に
前の記事で OS X Lion Serverは要らないと書きましたが、その最たる理由はクライアント版 OS は USB プリンタを共有できるのに対し、Server 版は PostScript プリンタでないと共有できないことです。不便極まりないのでクライアント版 OS に戻したくて、OS X Lion が発売されるまでの辛抱と Mac mini server を放置していたのです。
「もしや」と思い、アップグレードして一番最初に試したのは USB プリンタの共有でした。なんと! 共有できているじゃないですか! やや古い Canon MP600 を Bonjour 共有したところ、ちゃんと MP600 と認識され、あっさり設定できました。こっ…これなら OS X Lion Server を使ってあげてもいいんだからねっ! じゃなくて、本当は、NetBoot とかの運用ノウハウを溜めたかったので、やっと当初の希望通りになったというところです。
スクロールバーがなくなるとどうなるのか
Magic Trackpad をつなげてみて衝撃だったのは、2本指スクロールです。これまで、2本指スクロールは、あくまでスクロールバーを動かしていました。従って、コンテンツの下の方を表示したいときは、指を下へ動かします。これからは、コンテンツを直接動かすので、指を上に動かします。私は、この頭の切り替えがまだ出来ていません。
要は OS X Lion では、iPhone や iPad と同じ方式になったのです。これらのデバイスでは別段何の違和感もなく(意識したことすらなかった!)操作できていたのに、OS X Lion ではつい逆に操作してしまいます。これは設定で変えられますが、新時代に突入した、という証なのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿