2010年12月1日水曜日

フロッピーディスクの処分

我が家に埋もれていたフロッピーディスクを一斉処分しました。

オークションで、ヤノ電器の UFD-05 を落札して、一応、処分する前に、フロッピーディスクを読み込んでみました。ちゃんと Mac OS X 10.6.4 でも読めます。MS-DOS フォーマットで、半角カナとかがファイル名に混じっていると文字化けします。この場合は、仮想化ソフトで Windows XP などを経由して読み込めば大丈夫です。

ファイルレベルでのアクセスは問題ないのですが、ディスクイメージを作りたいなど、セクタレベルでアクセスする場合については、Mac OS X 付属のディスクユーティリティではうまくいきませんでした。コピープロテクトなどもない、普通のディスクなので、UFD-05 の問題なのか、ディスクユーティリティの問題なのか、理由は不明です。

もう 15年以上前のメディアなので、データが劣化して読めない可能性は予期していましたが、ドライブに入れてもディスクが回転しないものがあるのは驚きました。

もっと驚いたのは、保存状態がそれほどよくなかった割に、読めるディスクが意外と多かったことです。ちゃんと記録していたわけではないのですが、感覚としては、読めるディスクが 60% 、データが壊れているものが 30% 、回転しないものが 10% といったところでしょうか。

元々、大半は HDD に移行した後に放置していたフロッピーディスクの山で、空のものが大部分で、全記録領域にアクセスしたものは少数です。部分的に読み込みエラーを含むディスクはもっと多いので、もしこれから同様にフロッピーディスクをサルベージしようという方は、これほどの数字を期待しない方がよいでしょう。

全部分解して、パーツごとに分別しました。今度のゴミの日に出します。記録媒体である磁性体フィルムの部分は、バラバラに切断して捨てました。

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