2011年1月30日日曜日

MacBook Air (Late 2008) の SSD サルベージ

MacBook Air (Late 2008) のメモリが、落雷によりお亡くなりになりました。状況から考えて、SSD は生きていると思うので、サルベージをすることにしました。なお、ここに書いた内容は、HDD 搭載モデル、MacBook Air (2009) でも同様のはずです。

取り出した SSD を USB か何かで接続すればサルベージできます。そこで、RunCore 1.8'' SATA II LIF USB 2.0 HDD/SSD Enclosure を使います。この製品を買うと、MacBook Air の SSD を取り出して、USB 接続の外付け SSD として使えるようになります。データゲートオンラインストアで 2,800円で買えます。発送予定は 2週間と書かれていますが、私の場合は注文の翌日に発送していただけました。この製品はケーブルの接続方向や挿入位置が分かりにくいのですが、下の写真のように、白△を目印に接続すれば OK です。

ここからは、私の失敗談です。MacBook Air (Late 2008) の SSD は SATA バスに LIF というコネクタで接続されています。この LIF というのがクセモノで、PATA と SATA の両方で使用されています。下の写真の左のフィルムケーブルが PATA/LIF 、右が SATA/LIF です。なんで両方持っているかというと、間違えて買ったからです。この 2つは別物なので注意してください。

故障からサルベージまでとても時間がかかってしまいました。国内では、PATA/LIF 関連の商品は入手しやすいのですが、SATA/LIF のものは流通量は少ないようです。サルベージは高くつくことが多いので、皆様もお気を付けください。

2011年1月27日木曜日

苦しんで覚えるC

何ともストイックなタイトルですが、苦しんで覚えるCは、内容は看板の通りストイックな文面ですが、よくできた入門だと思います。少なくとも、大学でよく使われている、文系の学生でも読みやすいらしいベストセラーの某入門書よりはよくできていると思います。先日、訳あってこの入門書を買って読みましたが、私の正直な感想は「こんなんで分かるの?」でした。

大学の PC 室とかに C言語の開発環境を構築するのは、スタッフががんばればできますが、入門者の自宅の PC にリモートでそれをやるのは不可能に近いタスクです。苦しんで覚えるCでは、学習用C言語開発環境を無料配布しています。これはTiny C Compiler※を内部に持ち、統合環境ながら、わずか 1.1MB のインストーラを実行させるだけでインストールできます。

※ Tiny C は C language support を読む限り、ANSI C に完全準拠で、入門用として問題はないようです。

プログラミングの入門者に C言語の使い方を教えるには、エディタの使い方、コマンドラインの使い方、コンパイラの使い方、そしてオブジェクトコードの実行方法まで説明する必要があります。入門者にとって、これは大変な苦痛です。プログラミング教育が失敗する原因の一つでしょう。入門者には、とにかく「おいしい部分」へスムーズに到達させることが至上命題です。成功体験の繰り返しによって、楽しさを体感してもらうことが何より大切です。学習用C言語開発環境では、初回起動時に、サンプルコードが記述されたファイルを含むデフォルトプロジェクトがオープンされており、エディタ上でサンプルコードを書き換えて、メニューからコンパイル、実行を選択するだけです。素晴らしい!

ちなみに、私のおすすめ入門書は、某ベストセラーではなく、鈴木正人先生が書かれた「実践 C プログラミング」です。入門にありがちな問題のあるコード (バッファ・オーバーランなど) を排除しているので、変なクセを付けないで済みます。

2011年1月21日金曜日

UQ-WiMax ATerm WM3500R

UQ-WiMAX のモバイルルータ ATerm WM3500R を買いました。UQ-Flat 1年パスポート同時契約で、2,800円 (ヨドバシアキバ) でした。UQ-WiMAX の回線と、無線 LAN (インフラストラクチャモード) のゲートウェイとして動作します。iPhone より一回り大きい程度ですが、バッテリ駆動で 8時間使えるという点に惹かれて買いました。私は、普段は家で (ADSL回線は解約) 、たまに持ち歩くこともあるという使い方を想定していますが、バリバリに持ち歩く人でもイケると思います。

買った後、そのままビジネスホテルにチェックインして早速設定をしてみました。折悪しく、MacBook Air がお亡くなりで、iPad しか持っていなかったのですが、iPad の Safari のみで初期設定とファームウェアアップデートができました。初期設定にパソコンが絶対に必要というわけではなさそうです。買った状態では、iPhone や iPad との相性が悪くて速度が出ないとのことですが、ファームウェアアップデートをしたら、特に気にならなくなり快適に使えました。回線速度は、まだ測定できていません。

クレードルは別売りで 2,980円です。本体は 3色選べるのですが、クレードルは黒 1色なのが残念です。クレードルを使うと、Ethernet ポートが 1つあるので、有線 LAN を構築することもできるようです。

充電は USB ポートから行います。端子はようやく普及が始まったばかりの Micro USB です(Mini USB ポートではありません!)。持ち歩くには、巻き取り式の USB ケーブルが欲しいですね。

2011年1月1日土曜日

2011年は飛躍の年に

喪中につき、年頭の挨拶を失礼させていただいています。

昨年は色々あって、あまりいい年とは言えませんでした。既に一部の方にはお伝えしましたが、私は 4月から新体制に移行します。詳細については、まだブログで発表するような段階ではないので、ここに書くのは控えたいと思いますが、4月に向けて、着々と準備を進めて行こうと思います。

飛躍の年とされる兎年に新たなスタートを切れる好運に感謝するとともに、皆様には、ますますのご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。