2010年5月30日日曜日

SONY デジタル一眼 NEX-3/NEX-5

世界最小、最軽量、フルハイビジョン動画も撮れるデジタル一眼。というフレコミのミラーレスの一眼レフ?です。6月3日発売予定、久しぶりに物欲を刺激されるカメラです。
http://www.sony.jp/ichigan-e/products/NEX-5D/

機動力

NEX-5D は 16-55mm のズームレンズ付き (35mm換算) ですので、通常のスナップ撮り中心なら十分です。メモリーカードとバッテリ装着状態で、本体が 287g、ズームレンズが 194g、合計 481g です。確かに軽い。今使っている EOS Kiss X2 と比べても半分くらいです。本体が激薄なので、これなら持ち運べるという感じがします。

27-300mm のズームレンズ (35mm換算) も登場予定です。こちらは 524g で本体と合わせて 811g です。このズームレンズ 1本があれば、常用範囲を十分カバーできます。今、Canon 製のほぼ同スペックのレンズを持っていますが、レンズ自体の重さはそう変わりません。

光学ファインダー

標準では光学ファインダーがありません。液晶ファインダーではピントがどこに合っているかわかりにくいですし、ワンテンポ遅れてしまう液晶ファインダーで流し撮りをするのは無理でしょう。

300mm のズームレンズはかなり重たいですが、光学ファインダーは両手と目の 3点支持になるから、この重さでもギリギリ手持ちで撮れるのです。光学ファインダーはデジカメであっても重要な機能です。

NEX-5D では、光学ファインダーが別売りで登場するようです。これを買うと二眼レフのように使えるという理解でいいのでしょうか。光学ファインダーは 34g とさほど重くないです。

対象ユーザ

ホワイトバランス、ISO感度などの設定ですが、ややストレスを感じる UI となっているようです※。対象ユーザーはコンデジでは不満だけど、一眼レフはちょっと、カメラにおまかせで撮る人、を対象にしているようです。

私は自分で設定したいので、少し不安が残ります。これは実際に触ってみないと何とも言えません。

他の懸念としては、手ブレ補正機能があります。Canon の手ブレ補正機能はとても優秀で、流し撮りの時はそれを検知して、流れていない方向だけ手ブレ補正してくれるます。こうしたサポートがなくなって、どれくらい使用に耐えるのか、と思いますが、そもそも対象ユーザーとしては想定されていない使い方なのでしょう。ただ、色々な懸念を差し引いても、常用カメラとしての魅力を感じます。

ミラーレスα、ソニー「NEX」を丸裸にする(後編) ── ITmedia
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